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2025.7.1 社員ブログ

熱中症のサイン、知っていますか?

~夏の体調管理・飲料の選び方・対策法~


今日から7月に入りました。

今年は例年よりも梅雨明けが早く、すでに真夏のような暑さが続いています。

こうした気候の中で、特に注意したい体調トラブルが「熱中症」です。

既に今シーズン熱中症について何回かお伝えしていますが、意識を高めることが重要です。

当社でも昨年、現場で軽度の熱中症症状が複数報告されており、今年は全社員で予防と対策をさらに強化しています。


見逃してはいけない“初期サイン”

熱中症は、以下のような軽い違和感から始まることが多いです。

  • 額や首に大量の汗
  • 少し動いただけで息苦しい
  • 頭がボーっとする/軽い吐き気
  • 水を飲んでいるのに口の中が渇いている
  • 手足がつる(こむら返り)

これらは、すでに熱中症の初期症状。放置せず、すぐに休息・水分補給を行いましょう。

現場でできる熱中症予防のコツ

  1. 30分〜1時間に一度は水分補給を
     → のどが渇いていなくても定期的に
  2. 汗をかいた分は「塩分」も一緒に補給
     → スポーツドリンク/塩タブレット/経口補水液
  3. 朝食をしっかり摂る
     → 空腹状態では脱水リスクが高まる
  4. 車内の温度チェック・休憩時のエアコン利用
     → 無理な我慢をしないことが重要
  5. 他の人の異変にも気を配る
     → 声が出ていない、顔色が悪いなど、仲間のSOSに気づく

注意!NGな飲み物・行動

  • 冷えすぎたコーヒーやお茶(カフェインで利尿作用)
  • エナジードリンク(糖分・カフェイン過多)
  • 水だけの補給(体内の塩分が薄まって逆に危険)
  • 食事抜き+炎天下の運転(低血糖→意識障害の危険も)

 

クーリングシェルターの利用

熱中症対策アドバイザーの有賀から、先日クーリングシェルターの情報が共有されました。

クーリングシェルターとは、極端な暑さから身を守るために、一時的に避難できる冷房の効いた公共の場所のことです。
日本でも近年の猛暑を受けて、各自治体がこの考え方を取り入れ始めています。

配送中に体調が悪くなった時には、こういった施設を利用するのも一つの有効手段です。

🔗 環境省・熱中症予防情報サイト「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」リンク集


現場の声

「水だけじゃダメって、初めて知りました」
「一気に水を飲むと、後で頭が痛くなったことがある…こまめな水分補給が大切ですね」
「エアコンを我慢して体調を崩したことがあります。それ以来、無理はしないようにしています」


最後に

熱中症は、“気合”や“根性”で防げるものではありません。
ちょっとした知識と日々の習慣で、十分に予防できるものです。
だからこそ、現場全体・会社全体で意識を高めて取り組んでいきましょう。

また、当社では毎年、熱中症対策の一環として「夏季手当」を支給しています。
今年は特別に、瀬戸口専務の企画により「空調服プレゼントキャンペーン」を実施中。
ドライバーの皆さんから大変ご好評いただいております。

「いつも全員が無事に帰るために」
この夏も、ご安全に!