~夏の体調管理・飲料の選び方・対策法~
今日から7月に入りました。
今年は例年よりも梅雨明けが早く、すでに真夏のような暑さが続いています。
こうした気候の中で、特に注意したい体調トラブルが「熱中症」です。
既に今シーズン熱中症について何回かお伝えしていますが、意識を高めることが重要です。
当社でも昨年、現場で軽度の熱中症症状が複数報告されており、今年は全社員で予防と対策をさらに強化しています。
目 次
見逃してはいけない“初期サイン”
熱中症は、以下のような軽い違和感から始まることが多いです。
- 額や首に大量の汗
- 少し動いただけで息苦しい
- 頭がボーっとする/軽い吐き気
- 水を飲んでいるのに口の中が渇いている
- 手足がつる(こむら返り)
これらは、すでに熱中症の初期症状。放置せず、すぐに休息・水分補給を行いましょう。
現場でできる熱中症予防のコツ
- 30分〜1時間に一度は水分補給を
→ のどが渇いていなくても定期的に - 汗をかいた分は「塩分」も一緒に補給
→ スポーツドリンク/塩タブレット/経口補水液 - 朝食をしっかり摂る
→ 空腹状態では脱水リスクが高まる - 車内の温度チェック・休憩時のエアコン利用
→ 無理な我慢をしないことが重要 - 他の人の異変にも気を配る
→ 声が出ていない、顔色が悪いなど、仲間のSOSに気づく
注意!NGな飲み物・行動
- 冷えすぎたコーヒーやお茶(カフェインで利尿作用)
- エナジードリンク(糖分・カフェイン過多)
- 水だけの補給(体内の塩分が薄まって逆に危険)
- 食事抜き+炎天下の運転(低血糖→意識障害の危険も)
クーリングシェルターの利用
熱中症対策アドバイザーの有賀から、先日クーリングシェルターの情報が共有されました。
クーリングシェルターとは、極端な暑さから身を守るために、一時的に避難できる冷房の効いた公共の場所のことです。
日本でも近年の猛暑を受けて、各自治体がこの考え方を取り入れ始めています。
配送中に体調が悪くなった時には、こういった施設を利用するのも一つの有効手段です。
🔗 環境省・熱中症予防情報サイト「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」リンク集
現場の声
「水だけじゃダメって、初めて知りました」
「一気に水を飲むと、後で頭が痛くなったことがある…こまめな水分補給が大切ですね」
「エアコンを我慢して体調を崩したことがあります。それ以来、無理はしないようにしています」
最後に
熱中症は、“気合”や“根性”で防げるものではありません。
ちょっとした知識と日々の習慣で、十分に予防できるものです。
だからこそ、現場全体・会社全体で意識を高めて取り組んでいきましょう。
また、当社では毎年、熱中症対策の一環として「夏季手当」を支給しています。
今年は特別に、瀬戸口専務の企画により「空調服プレゼントキャンペーン」を実施中。
ドライバーの皆さんから大変ご好評いただいております。
「いつも全員が無事に帰るために」
この夏も、ご安全に!