先日、軽貨物ロジスティクス協会主催の「貨物軽自動車安全管理者法改正対応セミナー」に参加しました。
セミナーでは、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)の大町氏が講師として登壇され、令和7年4月に施行された貨物軽自動車運送事業法の改正内容と、今後の法令遵守に向けた具体的なポイントについて、丁寧かつ分かりやすく解説してくださいました。
今回の法改正の背景には、近年のEC市場の拡大に伴い、軽貨物運送事業者の需要が急増している一方で、事業用軽自動車による事故件数も増加している現状があります。
今回のセミナーでは法改正に伴い対応するべき安全対策の強化について詳細な説明がありました。
法改正の主なポイントとしては下記の項目などが挙げられます。
・安全管理者の選任
・業務記録の作成と保存
・適正診断
・事故記録の管理
これらの具体的な実務手法や注意点も含め、講師の大町氏からは詳細な情報が提供され、大変勉強になりました。
特に安全運転の重要性や事故発生時の対応について改めて認識を深めることができ、今後の業務に活かせる有益な情報を得ることができました。
また、参加者からの質問も非常に活発で、一つひとつの問いに対して大町氏が丁寧にご対応くださり、会場全体の関心の高さを感じました。参加者それぞれが多くの気づきや学びを得られたと思っています。
軽貨物ロジスティクス協会では、このような実践的なセミナーを定期的に開催しており、会員企業の安全運転意識向上や事業の安定化を図っています。今回のセミナーは、今後の事業運営に欠かせない法改正についての理解を深め、安全意識を高める上で、非常に有意義な機会となりました。
今後も、協会主催のセミナーや研修に積極的に参加し、ドライバーの皆さんへ有益な情報を提供できるよう努めてまいります。