目 次
~夏休み明けに増える通学時の交通事故リスク~
夏休みが終わり、子どもたちの登校が再開されるこの時期。
朝夕の通学時間帯は、歩行者、特に子どもたちの交通事故リスクが高まる季節でもあります。
中でも、信号機のない横断歩道での事故は依然として多く、社会全体での注意喚起が求められています。
警察庁の統計によると、交通死亡事故の約7割が歩行者の横断中に発生しており、
そのうち横断歩道上での事故も少なくありません。
特に、歩行者が横断歩道に差しかかっているにもかかわらず、車両が一時停止せずに通過してしまうケースが後を絶たず、子どもや高齢者といった交通弱者にとって大きな危険となっています。
~安全運転は意識から、講習と指導でドライバー教育を強化~
北商物流では、こうした社会的課題に対して、現場レベルでの取り組みを強化しています。
年1〜2回の安全運転講習会では、JAFや保険会社から講師を招き、事故を未然に防ぐための講義を行っています。
加えて、明星大学・竹内教授(応用行動分析学)の協力のもと、安全運転に関する行動心理の解説を受けるなど、ドライバーさん一人ひとりの意識向上を図っています。
また、特に新入学シーズンや新学期には、「歩行者優先」の徹底指導を行い、子どもたちの登校時間帯における安全運転を強く意識づけています。
ドライバーさんの声
「朝の通学時間帯は特に気をつけています。見通しの悪い交差点では、必ず一時停止して子どもたちの動きを確認します」
「講習会で“事故は一瞬の油断”と教わってから、横断歩道では必ず減速・停止するようになりました」
「どんなに急いでいても横断歩道への意識は忘れません」
最後に
北商物流は、物流の安全を守るだけでなく、地域の命を守る存在でありたいと考えています。
一時停止は単なるルールではなく、命を守る行動です。
この新学期、私たち一人ひとりがその意識を持つことが、未来の安全につながると信じています。