目 次
~秋の“見えにくい”に注意~
夏の暑さが落ち着き、空気も少しずつ澄んできた秋。
走行中にふと空を見上げると、日が暮れるのが早くなったと感じる季節になりました。
そんな秋は、実は「視界の変化」による事故やヒヤリが起こりやすい時期でもあります。
秋の配送で注意したいのが、長雨と早い日没です。
最近では午後5時を過ぎるとすでに薄暗くなり、建物の陰や交差点の歩行者、自転車が見えにくくなります。
また、雨の日は路面の反射やガラスの曇りで視界がさらに悪化。
「いつも通り」の感覚で走ると、ブレーキの遅れや見落としにつながります。
“見える安全”をつくる5つのポイント
① ライトは早めの点灯を習慣に
薄暗く感じたらすぐ点灯。ドライバーの視界確保だけでなく、相手から「見られる安全」も守れます。
② ワイパー・ウォッシャー液のチェック
長雨でワイパーの筋や拭き残しが出たら、ゴムの交換サイン。
雨の中での視界確保は“安全の基本”です。
③ フロントガラスの内側清掃
曇り止め対策として内側の油膜を落とすだけで、夜間の視界が大幅に改善します。
④ 速度を落として走る
夕方や雨天時は、いつもより車間を広く。急な飛び出しや自転車の進入にも対応できます。
⑤ 「見えない時は止まる」判断力
無理をしない、譲る勇気を持つ。
安全運転は「止まることを恐れない運転」がとても重要。危険を感じたら先ず止まりましょう。
~日常の取り組み~
北商物流では、季節ごとの安全テーマを掲げ、
社員会議や現場ミーティングの中で“気づき”の共有を行っています。
秋は「早めのライト点灯・雨による視界不良・寒暖差」を重点テーマとし、
注意喚起や巡回時の声かけを行い、今秋もトラブルゼロを目指しています。
ドライバーさんの声
「夕方になると見え方が全然違う。ライトを早めにつけるだけで安心感が違います。」
「雨の日は余裕を持って早めのブレーキを心がけています。」
「“焦らず、譲る”を意識するようになって、気持ちも落ち着いて運転に余裕ができました。」
最後に
秋の空はきれいですが、油断を生む季節でもあります。
「まだ大丈夫」と思うタイミングこそ、ライトON・速度DOWN・厳重な確認の意識を。
北商物流はこれからも、見えにくい季節だからこそ“安全対策の見える化”を進め、
ドライバーさんと共に安心・安全な配送を続けてまいります。