秋といえば「食欲の秋」。
旬の味覚が豊富な季節ですが、配送ドライバーにとっては、食事の摂り方がそのまま“安全運転”につながることもあります。
気温が下がり、眠気が増しやすい秋の午後。
血糖値の乱高下や空腹による集中力の低下は、事故やヒヤリを招くこともあります。
そこで今回は、コンビニでも実践できる秋のバランス食習慣をご紹介します。
目 次
眠気を防ぐ“軽食リズム”を意識
長時間運転では、「空腹でイライラ」「食後に眠い」という波を作らないことが大切です。
1回でしっかり食べるより、“小分けでエネルギー補給”を意識しましょう。
おすすめの軽食は
ゆで卵やチーズ、ナッツ類:たんぱく質と脂質で持続的なエネルギー補給
バナナやおにぎり:短時間で糖分補給ができる自然な炭水化物
無糖コーヒー+水分補給:カフェインをとりすぎず眠気をリセット
「少しずつ、こまめに」が安定した栄養補給のコツです。

昼食は“満腹”より“組み合わせ”
昼にしっかり食べすぎると、午後の眠気の原因になります。
特に白米や麺類だけの食事は、血糖値が急上昇しやすく、眠気・集中力低下を招きます。
おすすめの組み合わせは
おにぎり+サラダチキン+味噌汁(カップタイプ)
そば+おでん(卵・こんにゃく・大根)
雑穀ご飯弁当+野菜スープ
炭水化物・たんぱく質・野菜をバランスよく組み合わせることで、血糖値の上昇を緩やかに保てます。
秋の味覚で“疲れない体”に
秋は根菜やきのこ、果物など、体調を整える食材が豊富です。
さつまいも・れんこん・ごぼう → 食物繊維で腸の調子を整える
きのこ類 → ビタミンB群で疲労回復
りんご・みかん → 抗酸化作用と免疫力アップ
コンビニの惣菜でも、「ごぼうサラダ」「きのこスープ」「フルーツカップ」などで手軽に取り入れられます。

北商物流が大切にしている“健康=安全”の考え方
業務によっては十分な休憩が取れず食事がしっかり取れないということも...
そのような場合には休憩が取れるよう、事業者様に改善を求めることもあります。
北商物流では、ドライバーの体調や食事リズムにも目を向け、
「安全運転を保つために1日をどう過ごすか。」などを一緒に考えています。
食生活の安定は、安全運転の安定につながる。
それが、当社が掲げる“健康管理も品質の一部”という考え方です。
最後に
食欲の秋だからこそ、
「好きなものを我慢する」ではなく、「賢く食べて安全運転につなげる」ことが大切です。
日々の朝食や昼食を少し変えるだけで、集中力と運転の安定感が変わります。
北商物流はこれからも、ドライバーの健康を守りながら、安心・安全な物流を届けてまいります。