11月に入り、朝晩の冷え込みを感じる日が増えてきました。
この季節になると、物流の現場で欠かせないのがスタッドレスタイヤへの切り替えです。
北商物流では、冬季の安全運転を最優先に考え、全車両のタイヤ点検とスタッドレス装着を計画的に進めています。
目 次
■ スタッドレスタイヤの重要性
気温が7℃を下回ると、夏タイヤのゴムが硬化しグリップ力が落ちます。
たとえ雪が降らなくても、早朝や夜間の路面凍結は軽貨物ドライバーにとって大きなリスクです。
軽車両は積載重量によって制動距離が変わりやすく、タイヤ性能が“命を守る装備”になります。

■ タイヤの管理体制
当社では、毎年12月中旬までに全車両のスタッドレスタイヤ装着を目標としています。
12月に入ると各現場担当者が巡回時に装着状況を確認していきます。
その際のドライバーさんと一緒に以下を確認しています。
・タイヤの摩耗・溝の深さ
・空気圧の最適化
・ボルト締めトルクとナットの状態
安全を守るために “冬道への意識づけ”を社内全体で強化しています。
■運転の教育と情報共有
同乗研修の中で「冬道での安全運転講習」を実施しています。
具体的には以下の内容を重点的に指導しています。
・急発進・急ハンドル・急ブレーキを避ける「3つの急」防止運転
・車間距離の確保と減速走行
・カーブ・坂道での制御方法
・降雪・凍結時の判断基準
さらに、降雪予報や道路情報をリアルタイムに注意喚起し、
各ドライバーが最新情報をもとに安全運行できるよう心がけています。

■感謝を込めたタイヤ特価キャンペーン
毎年、提携先企業様のご協力により、ドライバーさん向けに新品タイヤの特別協賛価格キャンペーンを実施しています。
これは日頃の感謝を込めて、全ドライバーさんが安全な冬を迎えられるよう支援する社内制度の一環です。
対象となるのはスタッドレス・夏タイヤ・ホイールなどで、期間中は特別価格で購入できるキャンペーンです。
この取り組みは、「安全装備を皆さんと共有し、安心して働ける環境をつくる」という北商物流の方針を象徴するものです。
■ 最後に
安全運転は、ドライバーさん一人ひとりの意識と、会社全体の準備の両輪で成り立ちます。
北商物流は「走る前に備える」を合言葉に、社員全員で冬の安全運行を徹底しています。
これからも、安心・安全・確実な配送を通じて、皆さまに信頼をお届けしてまいります。