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2025.11.18 社員ブログ

冬の入口、服装どうする? プロドライバーが備えるべき服装とは

~プロドライバーの装備が冬の安全を守る~

11月も後半に入り、今年は例年より早くインフルエンザが流行し始めています。
基本的な感染対策はもちろん重要ですが、まず欠かせないのは、ウイルスに付け入る隙を与えない“体調を守る服装”です。

今回は、冬の入口でプロドライバーが実践している、体調管理と安全につながる冬の服装術をご紹介します。

 

「冬の入口」は油断できない体温変化の季節

11月後半になると、朝晩は一気に冬の冷え込み。
しかし日中は日差しがあると少し暖かく、1日の寒暖差が読みにくい時期です。

 

配送ドライバーは、
・早朝の冷え切った空気
・日中の車内の暖かさ
・夕方の急激な冷え戻り

このすべてを1日のうちに経験します。

 

“寒暖差ストレス”は体調を崩すだけでなく、集中力・判断力の低下にも直結します。
だからこそ、この季節は「服装=安全装備」という考え方が大切です。

 

現場ドライバーの声:「初冬は着る順番が勝負」

北商物流のドライバーからは、冬前ならではの声が上がっています。

 

「冬はインナーがすべてです。汗が冷えると風邪一直線なので、温かいのに蒸れにくいタイプを選びます。」

 

「防寒着は脱ぎ着しやすいものを。重ね着しても動きやすいようにしておかないと、荷下ろしで汗だく→その後一気に冷える、という悪循環になります。」

 

冬の入口では、“厚着しておけばいい”ではなく、
「寒寒」の流れをどう乗り切るかがポイントになります。

 

 

11月後半から役立つ“冬入りアイテム

秋より一段階ギアを上げた防寒準備が必要です。
多くのドライバーが実践しているアイテムはこちら:

 

◎ 発熱インナー(ヒート系)

外気に強く、汗冷えを防ぎつつ保温。
「寒暖差対応」では必須の基本装備。

 

◎ 軽量ダウン or 中綿ジャケット

厚手すぎず車内で邪魔にならないタイプが最適。
脱いで畳みやすいものを選ぶのがポイント。

 

◎ ネックウォーマー・薄手手袋

朝の冷え込みが特に厳しくなる11月後半には欠かせない。

 

◎ 替えのインナー

意外と忘れがち。汗をかいた後の体温低下を防ぐ最重要アイテム。

 

◎ 車内に“冬用常備セット

・貼るカイロ
・タオル
・ちょっとした防寒シート

 

冬は「もしもの準備」が体調管理につながります。

 

 

■ 寒暖差による体調変化は“事故の芽

・頭がぼんやりする
・身体が冷えて動きが鈍る
・筋肉が固くなり、荷扱いで痛めやすい
・イライラ感が増える

これらはすべて、交通事故・荷扱い事故のリスクを高めます。

 

特に冬は、
「気温差」+「忙しさ」+「乾燥」
が重なってコンディションが乱れやすい季節。

体調が崩れれば、
→ 運転操作のミス
→ 注意散漫
→ 判断の遅れ
につながります。

 

「自分の体調を守ること=安全を守ること」
これは冬こそ意識すべきポイントです。

 

■ 最後に

冬の入口は、“体の声”を服装で守る時期

制服や社内ルールを守りつつも、
“自分の体に合わせた柔軟な防寒判断ができるのがプロドライバーです。

 

冬の始まりは気温が不安定で、体に負担がかかりやすい時期。
油断せず、着脱しやすい装備で体調と集中力を守りながら、安全に冬のスタートを切りましょう。