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2025.6.17 社員ブログ

トラブル発生時の“第一報”が会社を守る

~報告の質が信頼をつくる~

 

どんなに注意していても、物流の現場には“想定外”がつきものです。
渋滞、破損、荷物の数量違い、体調不良、設備トラブル…。


大切なのは、トラブルを「ゼロ」にすることだけではなく、”起きた時に“どう報告・”対応するか”です。

今回は、北商物流が大切にしている
「第一報の質が、信頼と損失を分ける」という考え方をご紹介します。

 

なぜ“第一報”が重要なのか?

それはトラブル発生時、初動対応の遅れや報告ミスは、以下のようなリスクに直結します。

 

  • 荷主への連絡が遅れ、信頼喪失や取引停止、損害賠償に発展
  • 社内で情報共有ができず、他車両への影響や応援の連絡が遅れ業務に大きな障害が生じる
  • 「言った・言わない」トラブルで、関係者間の摩擦が生じる

だからこそ北商では、「まず報告」を徹底しています。

 

 

北商で徹底している“報告の基本3原則”

① 5W1Hで明確に

いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どうなったかを簡潔に伝える

 

② 判断より共有を優先

「大したことないかも…」と思っても、自己判断せずまず共有

 

③ 可能な範囲の写真添付

車両の状況・荷物・現場風景など、視覚情報で状況の認識と誤解防止

実際の運用:チャット報告&社内フロー

北商では、トラブルが起きた際は社内LINE・報告フォームを通じて即時共有する仕組みを整備。
各現場の担当者や管理者がそれぞれ即座に対応できる体制を構築しています。

また、「報告の仕方」そのものの研修や事故が発生した場合の報告マニュアルなどを配布したりしています

ドライバーの声

「報告しやすい雰囲気だから、変な気を使わず済む」
「“迷ったら報告”というルールのおかげで責任を共有できる」

「直ぐに対応してくれるので安心する」

最後に

「ミス=悪いこと」ではなく、「報告しないことが最大のリスク」。
この考え方が、北商物流の“事故対応力”と“荷主との信頼”を支えています。

私たちはこれからも、社員一人ひとりが責任を持ち、「報告を通じて信頼をで守る」という文化を育ててまいります。