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2026.2.24 社員ブログ

花粉シーズン到来|配送業における花粉症対策

2月後半から3月にかけて、少しずつ春の気配を感じる一方で、

多くの人を悩ませるのが「花粉症」の季節です。

花粉症のメインとなるスギ・ヒノキは、2月上旬~4月下旬に飛散し、3月がピークです。

2月下旬からはスギ、3月下旬からはヒノキが増え、4月過ぎまで続きます。

 

配送の現場では、屋外と車内を何度も行き来するため、花粉の影響を受けやすい環境にあります。

今回は、配送業務における花粉症対策について、現場目線でお伝えします。

 

そもそも花粉症はなぜ起こる?

花粉症は、体が花粉を「有害なもの」と勘違いし、

免疫が過剰に反応することで起こります。

花粉が鼻や目から入ると、体は花粉を外に出そうとして
くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった症状を引き起こします。

花粉自体が悪いのではなく、
体の防御反応が強く出すぎている状態が花粉症です。

 

体は一度花粉を「敵」と覚えると、
次に同じ花粉が入ってきた時に、すぐ反応するようになります。

そのため、「毎年この時期になると症状が出る」という状態が起こります。

 

花粉症が配送業務に与える影響

花粉症は、単なる「つらさ」だけでなく、

業務上のリスクにつながることもあります。

 

・くしゃみや鼻水で集中力が低下する

・目のかゆみで視界が悪くなる

・頭がぼんやりして判断力が鈍る

・睡眠不足による疲労の蓄積

 

こうした状態が重なると、

ヒヤリ・ハット、事故や配送ミスのリスクにもつながりかねません。

だからこそ、花粉症は「個人の体質」ではなく、

現場全体で意識すべき安全管理の一つと考えています。

 

 

配送中にできる花粉症対策

花粉の影響を完全に防ぐことは難しいですが、

少しの工夫で負担を軽減することができます。

配送業務でも実践しやすい具体的な対策を紹介します。

 

①花粉が付きにくい衣服を選ぶ

花粉症対策の服は、ポリエステルやナイロンなどの「ツルツルした素材」を選び、

凹凸のあるウールや起毛素材を避けるのが鉄則です。

表面が滑らかで静電気が起きにくい服は花粉が付着しにくく、軽く払うだけで花粉を落とせます。

また、花粉は暗い色に吸い寄せられやすいため、明るい色を選ぶと、さらに付着を防げます。

 

②マスク・顔周りのガードで直接対策

・マスクの着用

マスクは外からの花粉侵入を大きく減らす基本アイテムです。

自分の顔にしっかりフィットし、隙間を作らない不織布マスクが最適です。

 

・花粉防止スプレー

外出前に衣類や首元に吹きかけて、花粉の付着を抑制するスプレーも市販されています。

顔全体にスプレーして、静電気で花粉の吸着を防ぐイオンガードスプレーも有効です。

 

・メガネで目の保護

メガネは目に入る花粉を物理的に防ぎ、かゆみや涙などの症状を軽減できます。

対策として有効なのは、花粉の侵入を防ぐ

“フード(防護カバー)” がついた花粉症用のメガネの着用です。

普段使いのメガネでもメガネなしの状態に比べれば、

目に入る花粉の量を6070%ほどカットすることができるようです。

コンタクトレンズを使用している人には花粉シーズンだけでもメガネの使用がお勧めです。

また、レンズの曇り止めを使うことで、

メガネとマスクを併用しても視界を保つことができます。

 

 

③車内への花粉持ち込みを減らす

・エアコンフィルターの見直し

高性能のアレルゲン対応フィルターや花粉対策フィルターを装着すると、

車内に侵入する花粉を大幅に減らせます。

 

・窓・換気の工夫

花粉が多い日は窓を閉めて、内気循環モード(外気取り込みオフ)で走行すると侵入を抑えられます。

 

・車内清掃・こまめな拭き取り

車内シートやダッシュボードは花粉が溜まりやすい場所。

ダッシュボードやシートをウエットティッシュで拭くなど、簡単な手入れが効果的です。

 

④ 体調管理を最優先に

症状が強い日は無理をせず、早めに相談・共有することも大切です。

また、ドライバーが花粉症の薬を服用する際には注意が必要です。

薬を選ぶ際は「眠くなりにくい」と記載されたものを確認し、

初めて服用する薬は、運転のない日に体への影響を確かめておくことが大切です。

 

病院や薬局では「車の運転をする仕事である」ことを伝えた上で、

相談しながら薬を選ぶようにしましょう。

服用後に少しでも眠気や違和感を感じた場合は、

無理をせず運転を控える判断をすることが、事故防止につながります。

 

 

現場を支えるために

花粉症は毎年訪れる季節的な課題です。

配送業務では、「少しの不調」や「油断」などが重なったときに事故が起こりやすくなります。

花粉症による集中力の低下も、決して軽視できるものではありません。

だからこそ、個人任せにせず、「理解して、備えている現場」であることが重要だと考えています。

 

北商物流では、季節ごとの体調変化を意識しながら、
無理のない運行・注意喚起・情報共有を大切にしています。

安全で安定した配送は、ドライバーさん一人ひとりの体調管理から。

 

これから本格化する花粉シーズン、

しっかりと対策して、お互いに声を掛け合い、

注意しながら、安全第一で乗り切っていきましょう。