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2023.2.20 軽貨物コラム

軽貨物ドライバーの車両はリース?購入?レンタルとの違いとは?その人に合った答えを解説

軽貨物ドライバーを始めるために必要なのが、仕事で使用する車両です。軽自動車の中でも「軽貨物車」と呼ばれる車の用意が必要になります。取得方法もリースや購入、レンタルといった方法があり、どうやって車両を手にするか迷う方もいます。

北商物流では、その人の働き方や金銭面も踏まえて、毎回最適なアドバイスとサポートを行っています。ここでは一般的な知識をふまえ、車両の手配をどう決めていくのが最適かを解説します。

 

リースとレンタルと購入の違いとは

はじめに、車両を手配する方法として、リースとレンタル、そして購入の違いについて解説します。

 

リース

リースとは、リース会社と契約して車両を長期で借りることを指します。初期費用を抑えて新車を手にすることが出来る反面、途中で仕事を辞めたとしてもリースの残債と車両だけが手元に残ってしまうリスクがあります。

リースはリスクがあるように感じるかもしれませんが、車両を用意することで、心理的に「払いきるまでこの仕事を頑張ろう」というプレッシャーがかかり、モチベーションが上がる人も多いです。またリースは内装や外装を自由に改造しても良いため、愛着が湧いて一層仕事へのモチベーションが高まるという良さもあります。

 

レンタル

レンタルとは、いわゆるレンタル会社から車両を借りる方法です。リースが長期で借りるのに対し、レンタルは期間をその人ごとに設定可能です。

レンタルの注意点としては、一般的なレンタカーと同じく、事故をしたら原状回復が必要であることです。軽貨物ドライバーとして長く仕事をしていくのであれば、擦ったりぶつけたりといった軽微な事故や傷は想定しなければなりません。そうなったとき、レンタルでは高くつくため、長期の使用はおすすめできません。

 

購入

車両の購入にも、新車購入と中古車購入の2パターンが存在します。新車の場合、車体価格に加えて税金や保険などの費用がかかってきますので、総額になったときリースとどちらが得なのか慎重に考えた方がよいでしょう。

 

またコスパを考えて中古車を購入すれば良いと考える方もいますが、これも少し慎重になる必要があります。中古車はそもそも、新車よりも安い反面、メンテナンス費用がかかります。走行距離や車体の状態によってメンテナンス費用は変化しますが、営業車として使用する場合、修理や故障が発生すると仕事自体が行えなくなり、大きな損失につながります。こうなると、はたして得だと言えるのか疑問です。

また一般的には、配送専門車として使用するのであれば、だいたい4年または走行距離が15万キロ以上になった段階で車検を通さずに乗り潰すことが多いです。そう考えると、中古車というのは寿命も短く、あまりおすすめできる選択肢とは言えないかも知れません。

 

リース?レンタル?購入?オススメを指南

ここでは、ご自身の状態と照らし合わせながら、どういった方法で車両を手にするのがオススメかを、北商物流の視点で解説していきます。もし迷われた際は、面談時に担当者に質問していただければ幸いです。

 

 

 

この仕事に向いているか不安が残る

軽貨物ドライバーが初めてで、かつ興味はあるけど長く続けられるか分からないという方は、短期間の車両レンタルをおこない、自分の適正を見定めてからリースや購入という選択肢に移ることをおすすめします。

レンタル期間中確認すべき項目は、自分のスキルと仕事の相性、会社との相性、収入面の満足度などを見定めていきます。

 

仕事はちゃんとしたいけど、信用情報に問題がある

ドライバーとしてしっかり働く気はあるけれど、過去も含め信用情報に問題がある方は、一般的にはローンを組み購入することが出来ません。←グレーなので明文化は避けます。

この場合は北商物流が所有している車を無利子(貸金業では無い為)にて、月極で貸出しします。

当然数に限りが有る上、会社から見た場合は儲けがなくリスク値が高いので、希望される方のやる気はもちろん、内面的な部分を見させていただき、一緒に働いて欲しいと思ったらこうした特別な方法も行っています。悩まれている方は、一度ご相談ください。

 

業界のこともある程度わかっているし、長く続けるつもり

軽貨物ドライバーとしての知識もあるし、やる気もある方は、ローンを組んで新車を購入することをオススメします。3〜4年続けることが分かっているなら、購入するのが1番割安になります。

ただし、ドライバーとしてどれくらい稼ぎたいか次第で乗るべき車両も変わってくるので、その場合購入すべきかリースにすべきかは変わっていきます。

例えば、家電量販店の配送で使用しているような特装車両に乗る場合は、一日あたりの売り上げも上がりますが、その分車両代金は高くなるので、購入よりもリースの方が適している場合があります。希望金額とあわせて、北商物流に聞いていただければ適切なプランを一緒に考えてご提案します。

 

実は見落としがちな「任意保険」の話

ここまで、車両準備についての話を紹介してきました。最後に、車体選びと合わせて重要になってくる、任意保険選びについても解説していきます。

 

多くの方が「任意保険なんてどこで入っても同じ」と考えているようですが、全く異なります。入院保険と異なり、自動車保険は事故が起きたときの対応が各社で異なります。ちゃんと相手や自分をフォローしてくれる会社を選ばないと、揉めてしまったり、やり取りの煩雑さに頭を悩ませたりと、本業に支障が出てしまうケースがあるのです。

 

例えば、事故が起きるとアジャスターという事故を調査する方が登場する事があります。このアジャスターの方の力も、保険会社によって異なっていたりします。また、あまり知られていませんが、事故後の対応は代理店の力の有無も関係しています。こうした事情を知らず、「知り合いの保険代理店だから」といった理由で選ぼうとすると、後々面倒になることも考えられますので注意してください。

 

 

軽貨物車両の手配の種類や向いている人について解説してきました。北商物流では、皆さんのやる気やこの仕事に懸けたいという気持ちを、十分発揮できるようサポートを多岐に渡って行っています。車両や保険についてもその1つで、まずは細かい事情を伺うところから始めています。

 

当社でのお仕事に興味を持たれた方は、ぜひ北商物流にご連絡ください。

 

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