軽貨物ドライバーは荷物を運んだ分だけ収入を得られるので、いかに効率性を高めるかが稼ぐためには重要になります。
今日は、ワンランク上の軽貨物ドライバーになるために知っておくべきことについてご紹介します。
目 次
軽貨物ドライバーの平均収入
まずは、軽貨物ドライバーとして働く際にどのくらいの収入を得られるのか見ていきましょう。
どこで働くのかどこの運送会社と契約するのかなどでも詳細は変動しますが、大体1日に10,000〜14,000円ほど稼ぐ人が多いです。
仮にその間をとって12,000円、月に22日稼働したとすると1ヶ月で26万4000円になります。
ここから運送会社への手数料15〜20%が引かれたり、経費があるので、実際手元に残るのは20万円ほどになるでしょう。
月によって差はありそれ以上稼げることもあるので、年収としては400万円前後というのが多いようです。
もちろんこれは平均なので、中には月に50万円〜100万円以上稼ぐドライバーさんもいますし、その場合は年収1000万円も決して夢ではありません。
稼げる範囲が広いのが軽貨物ドライバーの特長でもあるので、いかにその可能性を高めるかが大切になります。
軽貨物ドライバーで稼ぐには
軽貨物ドライバーとして稼ぐためのコツを知っておきましょう。
ここで紹介するのは基本的なことが多いですが、案外見落としている人が多いのも事実です。
順番に解説します。
挨拶や身だしなみ
一社会人として仕事をするには挨拶や身だしなみは必須です。
元気よく相手の目を見て挨拶をする、相手に不快に思われない清潔感のある服装を心がけましょう。
また、あまり目の届かない靴など足元にも注意を払いたいものです。男性で髭がある人はどうしても第一印象的によくないので、綺麗に剃っておく方がいいかもしれません。
人間関係を疎かにしない
軽貨物ドライバーの仕事自体は1人など少人数で行いますが、荷物の配送先など人間関係があってのお仕事です。
悪いイメージを与えないように先の挨拶はもちろん、相手のことを思いやる聞き上手になりコミュニケーション関係を築いていきましょう。
所属する会社と信頼関係を築く
契約先の会社の担当者など所属する会社内での人間関係も立派な軽貨物ドライバーになるためには欠かせません。
会社の立場からしても信頼関係のある人間に仕事を任せたいと思うものなので、日頃からの関係性を大切にしたいものです。
過度にペコペコする必要は全くありませんが、「この人ならお願いしたい」と業務上信頼されたらメリットが多いです。
単価の高い委託先を探す
同じ1つの案件でも単価が高ければそれだけ稼げます。
50〜100万円など多くのお金を得たいのなら限られた時間で高単価な案件をこなす必要があるので、委託先を比較検討しましょう。
マイペースに仕事をする
「マイペース」というと、一見マイナスなイメージかもしれませんが、軽貨物ドライバーとして働く際は天候や道路の混み具合など予想外のことが起きるものです。
何事にも真面目な人は応用が効かず、効率性が落ちてしまう傾向にあるので、マイペースに柔軟に対応できる人の方が軽貨物では有利といえます。
経費を考慮する
軽貨物ドライバーとして仕事をすると、手数料や経費がかかります。
委託先への手数料やガソリン代など必要不可欠なもので、特に経費を無駄遣いするとやはり収入は増えません。
燃費の良い車にしたり、エアコンを控えたり工夫が求められます。
あなた自身が会社の顔と認識する
軽貨物ドライバーとして荷物を届けるということは、あなたがその会社の顔でもあります。
「気持ちよく荷物を受け取れた」と思ってもらえるように礼儀正しく的確に配送しましょう。
嫌な事や辛い事でも辛抱する
軽貨物ドライバーとして仕事を行うと、時に「やりたくないな」という業務もあるかもしれません。
特に軽貨物ドライバーとして働き出した慣れない頃は配達計画の効率性もよくわからないので苦労することもあるでしょう。
嫌な事や辛い事を耐えてそこから解決策を導き出す力こそが、一人前の軽貨物ドライバーに成る為には必要です。
ただし、パワハラなど業務上必要のない嫌なことなどは受け入れる必要はないので、その境界線は明確にしておきたいです。
目先だけでなく中長期の目標を立てる
軽貨物ドライバーとして稼ぐためには、目先の売り上げの事だけを考えずに通年で物事を考える様にすることもとても大切です。
どの職種にも繁忙期や閑散期はありますし、一人前になる為には「石の上にも 3 年」ということわざも有るくらいです。
中長期的な目標を立てて、自分のスキルを高め、更に稼げる仕事を会社から紹介してもらえる様になるのが理想的でしょう。
まとめ
いかがでしたか?今日は、軽貨物ドライバーとして稼ぐコツについてでした。
他にも体資本の仕事なので日頃からしっかりバランスの良い食事をとったり睡眠に気をつけたりして体調管理をすることも求められます。
すでに軽貨物ドライバーとして働いているという方でも、この際初心に戻って今日の内容を見直してみましょう。