軽貨物ドライバーの募集を見ていると、「未経験でも稼げます!」「月◯〇万円以上稼げます!」ときらびやかなコピーを見かけることがありますよね。
実際、北商物流の軽貨物ドライバーさんは、月収50万以上を達成している人が沢山います。 しかし、恥ずかしながらこの業界は、まだまだドライバーに稼げるように求人で誇張しておきながら、実際は稼げない仕組みの”ブラック企業”が存在します。
ではそんなブラック企業とそうではない優良企業をどう見分けたら良いか。
今回は前編後編の2回にわたり、皆さんにとって働きやすく稼げる優良企業を見抜くコツをご紹介します。
目 次
きちんとドライバーが稼げるような経営をしているか
北商物流では、ドライバーを募集する際「月収50万以上可能」と記載しています。しかしこれだけだと、他社の募集と同じだと思います。ですが、実際には月収50万以上稼ぐことが厳しい会社と、当社のような特別な事ではない会社があります。
むしろ当社では、月収50万円以上は当たり前の理由があります。
それは、会社として稼げる仕組み作りが、創業から10年の間で完成の域に達していることがあげられます。
そもそも軽貨物運送業とは、荷物を集荷してお客様のもとに届ける仕事です。
このとき、小売業者さんやメーカー様と直接契約するのと、その下請けの協力会社(アンダー)で仕事を貰うのでは当然直接契約のほうが受託単価(金額)は高くなります。これは業界には今もよくある多重構造の仕組みです。
このとき、下層階で契約をもらう下請け業者所属のドライバーになると、受託単価は必ず下がります。この古くから続く業界構造の中で、弊社では極力小売業者さんやメーカーさんと直接契約を結び、ドライバーさんにも高単価で仕事をしてもらえるよう、企業努力をしています。
一つ実例を出すと、日本で最大手の家電量販店は、数多くある日本の軽貨物会社の中で、唯一北商物流のみと直接契約をしてくださっています。では、その理由は何故でしょうか?
答えはこうしたブログでも書かせていただいてますが、誠実に企業としての役割を果たし、荷主様にとってもドライバーさんにとっても常に良い会社になる為の企業努力をしているからです。
ぜひ詳しくはHPを見ていただければと思います。
契約ドライバーにも、きちんと責任を果たした対応をしているか
2つ目は北商物流を始めドライバーと契約する側の企業が、きちんと元請けとしての役割責任を果たしているか、という点です。
ドライバーさんからはイメージしにくい話かもしれませんので、具体例を交えて説明します。
「元請けとしての役割責任」とは、荷主様目線とドライバー目線の両方を持ち合わせているか、ということです。
私たち軽貨物業者は、荷主様とドライバーさんの中間に存在します。
つまり、荷主様側だけ見て仕事をしてもダメですし、ドライバーさんの気持ちも理解する必要があります。残念ながら多くの会社は、その重要性を理解せずに業務をおこなっています。
ではこの荷主様目線とドライバー目線、2つのバランスを欠いたブラック企業の実例をご紹介します。
これは本当によく耳にするのですが、「ドライバーへ全て丸投げ」という無責任な対応をする軽貨物業者が絶えません。
例えば日々の勤務管理やドライバー教育、何かあった時に荷主様側へのクレームや謝罪対応などは、中間に立つ軽貨物業者の役割です。しかし、管理がきちんとなされていない会社というのは、これらを全て現場のドライバーに丸投げ。何かあればドライバー自身が責任対応せよとしている企業があります。
間に立つ私達の役割というのは、ドライバーが荷主様のオーダー通りの働きをしているか管理し、またドライバーがより快適かつ安全で問題なく仕事に取り組めるか、日々の改善や管理をしていくことです。
そのため、ときには荷主様とは契約問題をかけてギリギリの交渉をすることもありますし、ドライバーさんに頭を下げてお願いしなければならないときもあります。
しかしそれが私たち企業の存在意義であり、最低限の責任なのです。
北商物流ではこうしたトラブル防止のため様々な対応をしています。
1つは、顧客窓口とドライバー窓口を同一人物にし、その上司にあたる現場責任者も同じ社員にしています。こうすることで、一気通貫の対応が常に出来、素早い把握や指示が可能になります。
また急なドライバー欠員に対しては、きちんと荷主様側に別のドライバーを補填するなど、業者側の問題が荷主様側に及ばないよう、中間者としての責任を果たしています。
ドライバー希望の方は、契約する企業はどのようなバックアップ体制で業務にあたっているか、きちんと事前に確認をおこなうことをオススメします。
今回はドライバーさんがきちんとした会社と契約するための、会社としてのあり方を中心にご紹介しました。
「未経験でも稼げる!」「いい仕事がある!」「バックアップ体制も万全!」と、おそらく多くの求人には同じような言葉が書いてあるでしょう。
でも、きちんと知識を持って精査すれば、内情はそれぞれ文面と異なる事が透けてきます。
皆さんの大切な職場選びを失敗してほしくない。正しい知識を持って、ぜひ軽貨物ドライバーにチャレンジしていただければと思います。
そして北商物流に興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ求人フォームからお問い合わせください。