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2025.7.15 委託ドライバーインタビュー

医薬品配送【北商物流ドライバー真鍋 幸大】前編

今回は、当社所属のドライバーさんにインタビューを行いました。
日々の業務や感じていることなど、現場の“リアルな声”をたくさん伺っています。

 

内容がボリュームたっぷりだったため、2週にわたってお届けすることにしました!

これから軽貨物で個人事業主デビューを検討している方や、所属先の変更を考えている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ぜひご覧ください。

氏名・年齢・ドライバー歴

真鍋 幸大(まなべ ゆきひろ)

41歳 ドライバー歴7ヶ月 所属7ヶ月

どんな仕事をしてるのか?業務内容(車両・経費など含む)

主に医薬品配送業務と店舗専属のお買い物便配送の2つの業務を担当しています。

医薬品配送では、朝6時から15時30分までのシフトで働いており、朝は6時30分頃から9時まで、営業所内でのピッキングや準備作業を行います。その後、9時30分から12時30分までルートに沿って薬品を配送し、午前中は約30件、午後は12~13件の配送をこなしています。配送後は13時頃に営業所に戻り、休憩時間(車内で仮眠をとったり、食事をとるなど)を設けています。業務上、医薬品の確認は徹底しており、とくに向精神薬などの紛失については行政機関への報告が求められるため、責任重大でプレッシャーを感じることもあります。しかし、システムや工程が整っているため、初心者でも取り組みやすく、徐々に得意先のスタッフさんとのコミュニケーションも深まっていきました。最初は不安もありましたが、今では自身のスキルに自信を持って配送業務に取り組んでいます。

 

一方、店舗専属のお買い物便配送は、10時から18時までの宅配業務です.。4~5店舗の配送を担当し、配送の受付があるとメールを受信します。その受信した時間から3時間以内の配送サービスの為、注文が来る時間帯や各店舗の状況に応じて、配送の優先順位を柔軟に判断する必要があり、医薬品配送に比べると業務に慣れるまで多少の難しさを感じました。しかし、その分、直接お客様から感謝の言葉をいただける点は大きなやりがいになっています。また、常連のお客様が多くいらっしゃるので、住所や名前を見ただけで家やお客様の顔が浮かび、配送ルートもナビを使わず組めるようになりました。

 

前職は?

建設業

 

仕事に何を求めているか?ライフスタイル

以前の会社は、正直なところ良い環境とは言えず、仕事とプライベートのバランスが完全に崩壊していました。仕事が本当に嫌で嫌で仕方がなかったので、働き方を変えるにあたっては、このバランスを取り戻すことを何よりも第一に考えていました。

 

建設業の社員だった当時は、運転から現場作業、事務、管理業務まで多くの仕事を一人でこなしていたにもかかわらず、残業代はありませんでした。有給休暇を申請しても数日後に取り消されたり、ひどい時には夜間業務も含めて月の就労日数が実質35日分にもなったこともありました。今思うととても考えられない労務環境だったのです。

 

そういった経験があったからこそ、社員から個人事業主へと働き方を変え、北商物流の業務を請け負うようになった今、全てのバランスが理想的でとてもありがたく思っています。

 

おかげさまで、以前と比べて労働時間に対する手取りも増えました。そして何より嬉しいのは、自分のペースで仕事を進め、夕方には業務を終えられることです。朝は4時半起きと早いですが、18時頃には家に着いて、ゆっくりビールを飲む時間ができました。仕事後のプライベートな時間がこれだけしっかり取れるようになったので、早起きも全く苦になりません。

 

個人事業主として一人で業務を進める責任はありますが、それが今は適度な緊張感と大きなやりがいに繋がっています。自分の担当業務に集中でき、プライベートも充実して、毎日が本当に有意義です。今では仕事が楽しいと心から思えますし、この働き方を選んで本当に良かったと感じています

 

どうやって北商物流を知ったか?(Web・SNS・求人媒体・紹介など)

 

インターネットで「軽貨物 求人」で検索をして知りました。

 

なぜ北商物流を選んだか?

多くの会社の求人情報やホームページを見ましたが、「1ヶ月で何十万から百万円稼げます!」という、疑わしい謳い文句が多く見受けられました。

 

その中で、北商物流さんのホームページは派手さはないものの、誠実さが伝わってきました。社長がメディアに出演されている動画を見て、そのお話や会社に対する考え方に共感し、「ここで働きたい」と強く思い、面接を受けることにしました。

 

面接で瀬戸口専務がおっしゃった言葉が、私の決意をさらに強めました。専務は、「軽貨物業界で月に100万円を稼ぐことは不可能ではありませんが、それはほんの一握りの方だけです。北商物流は、そういった現実離れした宣伝はしません。私たちは、働く皆さんのベースアップを大切にしています」と、正直に話していただきました。

 

この言葉を聞き、「本当に誠実な会社だ」と心から感じ、ここで個人事業主として頑張りたいと思いました。

 

 

今回はここまで。いかがでしたか?

次回は、個人事業主として働くことのメリット・デメリットや、実際に北商物流で働いてみての印象、素直な思いなどをさらに深掘りしてお届けします。

リアルな声を通じて、軽貨物の仕事をより具体的に感じていただければ嬉しいです。

次回もどうぞお楽しみに!