軽貨物運送のドライバーさんには多くの個人事業主の方がいらっしゃいますが、当然ですが人によって収入にはバラツキがあります。
同じような業務をこなしながら、なぜ収入という面に差が付くのか?
これはドライバーさん自身の仕事に対する向き合い方や、考え方が大きく影響しています。
そこで、今回は軽貨物会社が教える”本当に稼いでいる個人事業主ドライバーの秘密”と題して、しっかりと稼げているドライバーさん達の特徴を紹介していきます。
前編では、主に考え方など内面に関わる内容です。
目 次
個人事業主ドライバーは稼げる可能性のある仕事
ネットショッピングや企業案件など、荷物を運ぶ仕事である軽貨物ドライバー。
主に個人事業主として働き、インターネットで買い物をすることが増えた昨今、非常に需要が高まっている職業です。
軽貨物ドライバーの平均月収は、約20〜50万円とされておりドライバーによって差があります。
中には、月に100万円を超えるすごい人もおり働き方によって可能性が高まる仕事でもあります。
ただ単に、案件をこなすだけでは並の収入しか得られませんが、稼ぐドライバーにはいくつかの特徴があります。
誠実かつ真面目に取り組んでいる
数値には表すことが難しい「人間性」はドライバーに限らず、どんな仕事でも大切である要素です。
業務を委託する会社に対しても、実際に配送先になるお客様に対しても、ドライバーの人間性の部分は伝わっています。
業務の経験が長く、配送を効率よくこなすドライバーであっても、人間性が評価されなければ長いスパンで考えた時に稼いでいく事は難しいのです。
お客様に対してのちょっとした言動や態度はもちろんですが、一緒に仕事をする同僚や会社であっても人間性による印象はドライバーとしての評価にも繋がっていきます。
しっかりと稼いでいるドライバーさんの多くは、業務に関わる相手に対して誠実かつ真面目であることがほとんどです。
誠実性を嫌がる人はいません。
感情で仕事をしない
天候不良や思わぬタイミングのクレーム、イレギュラーな事態が発生した時にはドライバーも人間である以上は感情を揺さぶられることはあるでしょう。
再配達が重なりイライラすることもあるかもしれません。
感情の起伏は人間である以上、仕方のないことですが、その感情を仕事に持ち込むかどうかは全く別の問題です。
お客様はもちろん委託元の会社であっても表情や態度は自分が思っているよりも伝わるものです。
また、感情に左右されて業務に入ることは、運転や配送にも大きな影響を与えかねません。
感情に流されず、しっかりとコントロールした上でプロとしてサービスの品質を下げないことも、職業ドライバーとして大切にするべきポイントなのです。
セルフプロモーションが上手い
個人事業主ドライバーということは、あなたのビジネスの顔はあなた自身です。
ドライバーとして仕事をもらうには、軽貨物会社と業務委託契約を交わす必要があります。
また、案件をこなすだけでは大きくは稼げないので、自分の強みや自分にしかできないことなどをうまくアピールできれば軽貨物会社もあなたを求めるようになります。
「自分で仕事を取る」意識が強い人は、稼げる個人事業主ドライバーになれます。
目標や夢を明確に持っている
人間性や感情の動きは表に出やすいものですが、自分の中で明確になりたい姿を描いているドライバーは、些細な失敗も前向きに捉えることが出来ています。
自分の業務に発生したミスやクレームなど、気持ちの落ち込みが起きやすい問題に直面した時、夢や目標のある人は自分の失敗に対してもその後の糧にしていくエネルギーがあるものです。
失敗を繰り返さないように努力をし、工夫することで目標に向かっている。そんなドライバーさんは結果的に業務が評価され、収入につながっていきます。
時間への意識が高い
個人事業主ドライバーは、案件をこなせばこなすほど収入になります。
つまりは、いかに効率的に配送ができるかが鍵なので、時間との関わり方は重要です。
その日に何件配送するのか、1時間で何件か、昼休みや休憩を含めてどのくらいのペースでやるべきかなどを仕事を始める前にある程度決めておきます。
時間を意識せずに何となく始めると効率性が下がり、稼ぐことにはほど遠くなります。
まとめ
今日は、稼いでいる個人事業主ドライバーについて解説しました。
可能性のある仕事ですが、それをどこまで生かすかはあなた自身です。
稼ぎたいのなら、すでに稼いで結果を出している先輩たちから学ぶべきです。
後編でも引き続き「本当に稼いでいる個人事業主ドライバーの秘密」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。