軽自動車を使い軽量の荷物を配送する軽貨物ドライバーですが、自分自身で配送効率を高めて収入をアップできるなど今、自由度の高い仕事として非常に注目を集めています。
ただし、軽貨物ドライバーを募集する業者の中には良い会社もあれば悪い会社も存在します。
今日は、そんな良い軽貨物会社と悪い軽貨物会社の応募段階での見分け方について解説しようと思います。
軽貨物ドライバーに興味がある方はぜひ参考にしてください!
目 次
どんどん需要が高まる軽貨物ドライバー
現在では、多くの人がネットで買い物をするようになりました。
仕事で忙しく買い物に行けない人や今は新型コロナの影響もあるのでなるべく人と接触しないようにしたいなどの理由でネット通販が一般化し、大手ショッピングサイトの倉庫から個人の家に日々たくさんの荷物が届いています。
実際、国土交通省が出した宅配便取扱実績(平成30年度)によると、宅配便として運ばれる荷物の量は下記の通り過去3年間で大きく増加しています。
平成28年度:約40億個
平成29年度:約42億個
平成30年度:約43億個
もちろん全部の荷物が軽貨物運送で配送しているわけではありませんが、これだけ荷物量が増えるということは、それを運ぶドライバーも必要ということになります。
実際、ドライバー不足が懸念されている
今では男性だけでなく女性やシニアの方も軽貨物ドライバーとして少しずつ働き出してはいますが、現実的に軽貨物ドライバーの数というのは足りていません。
ドライバーになるのを避ける理由としてまず挙げられるのが、軽貨物で荷物を配送するため体力が求められ力仕事というイメージがあるからです。
そのため、基本的に男性が有利であり、経験者が優遇され、若者が興味をそそり難い傾向にあるといえます。
少子化の今、若者が働きたいと思わなければやはり人手不足になりますし、軽貨物ドライバーの仕事自体長距離の運転になることもあり体力の心配のある高齢者も敬遠しがちということがあります。
難しくない!応募段階での良い・悪い軽貨物会社の見分け方
では、実際に軽貨物会社に応募をする際に何に着目するべきなのでしょうか。
見分けるポイントはたった5つ、応募段階で判断できるので後の後悔を防げます。
順番に解説します。
メールなどレスポンスの速さ
面接の結果や業務に関する質問などメールで何か尋ねた際のレスポンスの速さからもその軽貨物会社の良し悪しがある程度わかります。
やたらと返信が遅い会社は怠惰でだらしない可能性があります。
メール一つでも仕事や相手に対するリスペクトさが表れます。
電話の際の対応や担当者の対応
軽貨物ドライバーに関する質問や面接に関することなど、相手側に電話をする機会もあると思います。
これは良い業者か良くないかを見分けられる絶好のチャンスになります。
電話や担当者の対応はその会社の顔みたいなもので、ここでタメ口だったり馴れ馴れしかったりする場合はそれ相応の会社であるということです。
また、電話での折り返しが遅い場合も信頼のできる会社とはいえないでしょう。
相手の言葉一つをしっかり読み取りましょう。
別の案件に誘導される
これは軽貨物ドライバーとして働く際に実際によくあることで、募集内容が埋まっているため希望していたものとは別の業務に誘導される場合は良い会社とはいえません。
仕方がなくこうなってしまった場合でも、真摯に説明があるかなど担当者の対応から会社の良し悪しが見えてきます。
相手側の態度や行動に着目しましょう。
質問に対して的確な回答をもらえるか
こちらが何か質問をした際、その趣旨とは異なるような回答をする軽貨物会社は優秀とはいえません。
また、「面接時や契約時にお話しします」など逸らす会社も実際にあり、信用に欠けるので疑いの目を持って対応した方がいいと思います。
やはり優秀で信頼のおける会社は的確な回答を提供したり、たとえわからなくても誠実な対応をしてくれるはずです。
正社員として働く際のチェックポイント
一般的には軽貨物ドライバーとして働くのは個人事業主としての場合が多いですが、時に正社員として契約することもあります。
その際は、例えば、
・残業の有無、
・労働時間
・給料の支払い
など、労働に関する条件をしっかり確認したいものです。
元々、軽貨物ドライバーは労働時間が長くなる傾向にあります。そこで、もし残業時間があったり、長かったり、残業代が出なかったりするとそれは決して良い軽貨物会社とはいえません。
まとめ
いかがでしょうか?今日は、応募段階での良い軽貨物会社と悪い軽貨物会社の見分け方についてでした。
今日紹介したものはどれも簡単で少しの意識で気づけるので、後悔しないためにも応募段階で正しい判断をしましょう!
良い軽貨物業者を見つけられたら、それだけ質の高い仕事ができ日々も充実したものになるでしょう。
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