軽貨物ドライバーという荷物を運ぶお仕事をする際に、今までやってきた別の仕事の経験や自分の特技などはどのように活かせられるでしょうか。
「全く異なる分野の仕事だとそもそも活かすことは難しい」「メリットにならない」と思っていることでも、実はその考え方・捉え方によっては大きな強みになることがあります。
今回は、自分の経験や特技を軽貨物業界で活かすことはできるのか、軽貨物業界への転職を考えている人に向けて2本に分けてご紹介します。
目 次
誰しもある経験や強み
軽貨物ドライバーへの転職を考えている人には、必ず何かしらの経験や特技、強みなどがあるはずです。
それは、今までの経歴でもいいですし、趣味なども構いません。人と関わることが好きでコミュニケーション能力に自信があるのなら軽貨物業界でも愛されるドライバーになれるかもしれません。
体力に自信のある人なら普通のドライバーよりも多くの荷物を配達できるかもしれませんし、元々理系で考えたり分析するのが好きな人なら最短で最も効率的なルートを考えて配達することができるかもしれません。
「軽貨物ドライバーの経験がない」
「未経験なので右も左も分からない」
「畑違いの仕事をしていたので自分でも出来るのか不安」
このような不安があるのは普通のこと、でもそれをどう活かすかが非常に大切になりますし誰でもできることなのです。
では具体的にどのように活用するのか弊社での実例をもとにご紹介します。
軽貨物業界で職歴や特技を活かす
Tさん(飲食店経験者)
接客業が好きで人とコミュニケーションを取るのが得意。
→当社契約先の小売業のネットスーパーの業務へ。
柔らかい人当たりと丁寧な接客で、指名が入るほどの看板ドライバーに。
Yさん(前職電気工事の仕事をしていて、電気工事士の資格を持っている)
→大手家電量販店様の設置の業務へ。
豊富な専門知識と経験で前職より手取り額が倍になる。
Kさん(前職はフリーター。体を鍛えるのが好きでジムに通っている)
→ミネラルウォーター専門の宅配業務へ
お金を払ってジムに通っていたのが、逆にお金を貰いながら筋トレになると、
本人は大喜び。ジムの回数を半分に減らし、毎日プロテインを飲みながら業務をしている(笑)
Wさん(前職は建築系の現場仕事。体力だけは自信が有る)
→大手路線会社の個人宅配へ
体力が人一倍あるので、配達個数も人の1.5倍。前職は雨だと仕事が休みだったが、天候に左右されずに仕事が有るので有難い。
まとめ
このように自分自身では長所や特技に気づかなくても考え方によってはそれが武器になり大きく稼げることにつながります。
自分自身でこのような事実に気づければいいですが容易なことではありません。また軽貨物業界では当然ながら相手がいることなので応募する軽貨物会社がそのような活用のやり方を知っているか、多様な職種、選択肢を用意しているかということが大切になります。
そのためなるべく多くの面接に顔を出し、その会社、担当者がどれだけ親身になって話を聞いてくれるのかをしっかり見極めたいものです。