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2021.10.21 軽貨物コラム

軽貨物ドライバーはきつくて長時間労働?業界転職者のよくある不安をぶっちゃけ回答

 

「業界未経験だけどきつくないの?」

軽貨物ドライバー募集に連絡をくださる方とお話しをしていると、こんな質問をもらうことがあります。

東京都北区赤羽で軽貨物運送業を営む北商物流株式会社では、日々こうした業界未経験者や経験者の方誰もが安心して長く働いていただくために、労働環境の改善や業界の発展に力を尽くしているところです。

 

しかし、まだまだ軽貨物業界はブラック企業も多く、夢や希望を持って働き始めても、途中で本人の努力とは違う部分で心が折れてしまう人も少なくありません。

今回はそんな業界の”ホントのところ”を、正直に回答させていただきます。

軽貨物ドライバーを始めてみようかなと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

軽貨物ドライバーのキツさ、どれくらい?

 

軽貨物ドライバー募集に興味がある方が1番抱く不安、それは「この業界って凄くきついんじゃないの?」という、業界を知らないがゆえの疑問です。そこできつさの程度について、まずは説明していきます。

 

北商物流代表の瀬戸口始め、社員がしっかりフォローしていきます。

 

軽貨物ドライバーは日々体を動かし、荷物を集荷しお客様に配送する仕事です。多くの方がこの仕事にきついイメージを持つわけですが、その理由は大手路線物流会社が掲げる勤務形態にあります。

 

大手路線物流会社で個人宅配を担当する場合、朝は7時から集荷を行い、配達は21時頃までがスタンダードです。途中昼食を取る時間は自由に設定できますが、配達が忙しくてささっと車の中でパンなどで済ませるドライバーも多いです。

また夜間の再配達等に時間を要すると、そこから営業所に戻り荷物の仕分けやお金の計算をすると、あっという間に帰宅は23時を過ぎるときもあります。

個人宅配の荷物はお米や水など重たい物も多く、腰にダメージを感じている方が多いのも事実です。こうした実情から「個人宅配=軽貨物ドライバー=きつい」と思っている方は多いようです。

では北商物流の業務のきつさをご紹介すると、こうした大手路線物流会社の下請けといった業務も高い月収を希望するドライバーさん向けに有りますが、それ以外のもう少し簡単又は短時間の業務も有るというのが答えです。

ただこれから軽貨物ドライバーを始める方には、先程お伝えした程ではなくとも、最低限の体力と慣れるまでの辛抱は覚悟するという心持ちは必要なところです。

 

この個人宅配の業務がきちんとこなせると、ネットスーパーや企業間配送など、他の業務はほぼ楽に対応できます。しかしこうした業務の辛さや内情を知らずに、言われるがまま宅配現場に放り込まれると、疲労と共に気持ちと意欲がついていかなくなり、業界に悪い印象を持ったまま去ることになるのです。

 


私達も面接の際には「どんな業務も正直楽ではないよ」と応募者の方にいつも説明し、実際に現場を見学してもらっています。

弊社の軽貨物ドライバーには、ただきつい事を我慢する仕事ではなく自分の希望に合った収入や仕事が有り、その先にはやりがいを得られると自信を持って伝えています。

まずはここでご紹介した「きつい」が、自分の想像通りか? 頑張れそうか? 考えてみてください。

 

軽貨物ドライバーに長時間労働は当たり前?

 

先程きついと話した業務の中で「長時間労働」について少し触れました。できれば拘束時間は短い方がいいと思いますので、軽貨物ドライバー業界における拘束時間について、もう少し詳しくご説明します。

まず、先程も説明しましたが、大手路線物流会社の下請けをおこなう場合は、北商物流でも他社で受けようと業務内容自体がそもそも同じなので、必然的に拘束時間は長くなります。

この点は仕方のない部分なので対応してくださいと当然の様に他社は説明します(あえて言わない会社もありますが)。

そして、この問題は他社が悪いという事ではなく軽貨物業界全体の問題でもあります。相手が大手企業という事もあり、中小事業会社は仕事の確保という点からも、長年にわたり大手企業の条件をそのまま請け負うことが慣習となっていました。

しかしこれでは当然肉体的・精神的な疲労でドクターストップになったり、家族の反対にあったりと、ドライバーさんの在籍期間は短くなるばかりで、入れ替わりも日常茶飯事。いつまでこの仕事を続けるかではなく、いつまでもつのかという、正に負のスパイラルに陥るわけです。

では「北商物流はどうなの?」となりますよね。

当社は365日好きな日に休める「希望休み制度」と言うものを設けています。

当然連休も可能ですし、当社の宅配のスペシャリストが代走で穴埋めするのでお客様にも迷惑はかかりません。

又、週休3日制や午前便のみの業務など、各ドライバーさんの事情や色々なご要望に極力お応え出来る為の社内体制を敷いています。

 

また北商物流はこうした大手路線会社の案件は本当に一部だけであり、実際は決して表に出ない様な特殊案件や、拘束時間の短い企業案件も多数受託しています。ぜひどんな案件があるか、興味を持たれた方はお問い合わせください。

 

自分の時間を確保して働く!今話題のAmazon Flexってどうなの?

 

労働時間について話をしていくと、多くのドライバー希望者の方が、最近話題のAmazonの登録制ドライバー「Amazon Flex」についても比較をしているようなので、合わせて書かせていただきます。

 

Amazon Flexは軽貨物⾞を所有する個⼈事業主なら誰でも登録して業務に当たることができ、働く時間も自由に選択ができるという画期的なシステムです。

最近ではAmazon Flexを希望する方も増えているのですが、北商物流としては「きちんとドライバーとして生計を立てて続けたいなら、オススメしない」ということは伝えさせてください。

 

なぜなら、Amazon FlexはそもそもAmazonが決めた時間内しか稼働ができません。また保証金額があるとはいえ、保証をこなすには1日200件など、初心者では途方もない件数をこなさなくてはならない設定になっていることも多いからです。

また1回ミスをしたらドライバーの意見を聞かずにミスとカウントされたり、突然予告もなくアカウントを停止されたりといった対応は、働く側には厳しい環境といえるでしょう。

 

ある程度自分の時間を優先して稼げるとはいえ、HPには「月額最大39万円~44万円」とあり、直接だから業者に中抜きされないとうたっていますが、同業者の私達から見た場合、決して自社のドライバーや知り合いには薦めません。

もちろん、自分の都合の良いときに短時間しか働きたくないということであれば、Amazon Flexも向いているかもしれません。しかし一個人が巨大な会社を前にどれだけの主張が出来るでしょうか? 転職はギャンブルでは無いと最後に付け加えておきます。

 

なぜ、北商物流の求人広告はあまり見かけないのか?

 

軽貨物ドライバーのイメージである「きつい」というイメージについて、業界の事情もふまえて解説しました。少しでも不安は解消出来たでしょうか。

この業界は一般貨物の業界と比べ、まだまだ法律が整っていない現状があります。

そのため、良くも悪くも隙間があります。最初にどこの会社で働くかで、その後の稼ぎや業界への印象が大きく変わります。今回説明した話を、まずは知識として知る事は、知らない人と比べて大きな差になります。

北商物流では、ドライバーの皆さんに安心して業務に取り組んでいただき、長く稼いでいただきたい。それがこの業界の発展にも繋がると考え、日々企業努力を続けています。

 

弊社の社長が嫌う言葉に「話が違う!」というフレーズがあります。

それは、社長自身が個人事業主として軽貨物ドライバーで自ら苦しんだ過去があるからです。

軽貨物業界はブラックなイメージを持たれやすいからこそ、ドライバーとして新たにやる気を持って弊社に興味を持ってくださった方には、後から「話が違う!」と仲違いしたくない。そんな気持ちがあるため、契約前から応募者の方には誠実に何度も説明をして、ご家族も含めて納得して業務に就いて頂いているつもりです。

ですので、離職率が極端に低く、紹介で入る方が多いので求人はあまり掲載しないのです。

 

弊社に興味を持った方は、お気軽にお問合せ、またはエントリーをお待ちしております。

 

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